6日目:プロヴァンス→パリ

プロヴァンスの最終日。
朝食はルームサービスでした。
テラスで食べるにはちょっと気温が低い!

さあ、ゴルドの美しい景色をもう一度眺めて、
今日はアヴィニョン方面へ。

まずは、歴史遺産Pont du Gard(ポンデュガール)へ。
古代ローマ時代、2千年も前に造られた、水道橋。
壮大!

駐車料金は18ユーロと破格の高額だけど、入場料は無料。
まあ世界遺産を見るのだから、2人で行っても納得できる価格です。

なぜだか、ミュージアム・駐車場・公園のセットで1年30ユーロでお得!ってな
宣伝が大きく掲示されてる。…1年単位って、売れない公園みたいじゃないですかw
もちろんここには観光客がたくさん訪れていましたが。

さて、アヴィニョンに戻り、
レンタカーに給油。と思ったら、セルフ(ほとんどがセルフ)では
現金払いNG、指定カードがないと給油できない仕組みに。

アヴィニョンの城壁内に入り、小さな有人スタンドへ。
高いけど、あちこち探している時間はもったいないし、仕方ないですね。

で、アヴィニョン観光をと思って駐車場をあたるも、満車・満車。
あらまー。。
時間もないので、程近い、ビルヌーヴドレザビニョンへ。
30分だけ、と急ぎ足でお城の入り口まで上り、
アヴィニョンを離れて眺めてきました。


さあここからが、今回の旅の最大の難関!
夕方、アヴィニョンからパリへ、TGVで移動する予定になっています。

アヴィニョンTGV駅は、中心地から少し離れたところ。
それを見越して、ナビにセットして、1時間以上前に町を出発。
ところが、ナビの案内する川を渡るルートが通行止めに!

標識をみて急遽引き返し、無事にTGV駅に辿り着いたものの、
アヴィニョンTGV駅は予想以上に広い!

駅すぐにあるというレンタカー返却所が、正面に見えないのです。
複数の駐車場への案内を横目に、裏に廻ってみようとするも、行き止まり。
適当に、20分無料の駐車場へ突っ込んでみるも、
混雑していて駐車できない状況。

慌てて、私のみ下車して、SNCFの受付へ。
私「AVISはどこですか?」
案内係「レンタカーだね、まっすぐ行くとあるよ」
私「駐車場に入ってしまったんだけれど、どうしましょう」
案内係「そこの精算で精算して・・・ああ5分前ならそのままで問題ないよ!」
私「Merci,Monsieur!」

よかったーと車に戻り、「まっすぐだって!!」と私。
が、しかし、駐車場をでて真っ直ぐ道なりに進んでみると‥
駅の表に戻ってしまう。。

ありゃ〜?
もう一度人に聞こうにも、車が通過して行くだけで歩いている人はいない。

TGV発車まであと20分!
乗り遅れたらどうするんだっけ?!と
焦る気持ちを抑えつつ、
駐車場案内の看板をもう一度
よく見直してみると‥
"P3 voiture location"
‥何だっけ?
慌てて辞書を引くと
"レンタカー"!!
なんだ書いてあるじゃん!

P3に入っていくと、ありました!
赤い看板のAVISが!
周りには他のレンタカーショップもありましたが
こんな時に限ってAVISだけ賑わっている‥
とにかく列に並んで‥

15分前!
車のチェックを受けてさあ駅へ!
重いスーツケースを引きずってドタバタと構内へ。
幸い乗車ホームは一番手前のPlat4
ガラガラ‥夫の壊れたタイヤは、
エクスのデヴィッドさんに「エンジンついてますか?!」とからかわれたほど
大きな音を立ててスロープを登って行きます。

着いてみればまだ、余裕の残る時間だったけれど、
焦った〜!!

パリへの道中で、3日間の運転とハプニングに疲れた夫は
一気に風邪が悪化↓↓

明日からのフランス北部観光はどうなることやら。