2日目:ドバイ→ニース→エクス

5:30 ドバイ国際空港到着
 初の中東に降り立ちました。
 どんなにか暑いだろうと思っていましたが、朝だからか季節柄か、25度程度。
 機体を降りて、空港内への渡り廊下は、外気を感じる一瞬の空間ですが
 蒸し暑さもなく、あら意外。



 行きは乗り換え経由するだけのドバイ。
 同じく、乗り継ぎ客が世界各地から来ているようで、早朝から昼間のように
 お店は開いているし、人々が活動しています。
 (免税店も24時間オープンだそう)
 中には、チェアで(もしくは椅子の裏の隙間で横になって!)寝ている人も多数w



 乗り継ぎ時間は4時間と長いので
 広い国際空港内を、ターミナルをまたいで歩き、延々ウインドショッピングしました。
 免税店で目立つのはチョコレート。
 キットカットがやたらと置かれ、買われて行きます。

 私達も復路で買うお土産を物色。
 これ面白い!と結局帰りに購入したのは
 スイス製ですがw 金塊のチョコレート。
 


9:30 ドバイ出発
 ようやく乗り継ぎ便で、目的地フランスへ出発です!
 旅行帰りのフランス人がほとんどの機内は、満席。
 何とこの5時間のフライトでも、朝食+昼食、と2回の食事つき。
 前のフライトと合わせて、朝ごはん、2回も食べてしまいました。


 機内では、アカデミー賞受賞作「鉄の女」を鑑賞♪
 最新映画が見られるのも、機内での楽しみですね。

 今や、1人1台のモニターが当たり前の機体。
 便利ですよねぇ。



 エミレーツで嬉しかったのが、離陸後と起床時に配ってくれるおしぼり☆
 レモンのさわやかな香りがついていて、いい気分♪
 食事のときに、紙お手拭きがついていたので、お土産に拝借!



14:30 ニース国際空港到着
 着きました!フランス!念願の南仏です(^^)/
 次は、TGV(新幹線)に乗るために、空港バス「99番」を使って、SNCF国鉄)のニース駅へ。
 
 ようやく、フランス語の腕試し☆
 ・・・バスの切符を窓口で買うだけですけどw
 4ユーロ/1人で、1回運賃ではなく、1日乗車券でした。 

 バスは、ニースの町、海沿いを走ってくれます♪
 駅までは約20分。



 残念ながら今回は、南仏のプロヴァンスが目的のため、
 ニースはまたも経由地なのですが、
 車窓からでも真っ青の美しい地中海を見られたので良かった♪
 まさに、コートダジュール(紺碧の海岸)の地名通り!


 夫は、プロヴァンスで初の左ハンドル運転が控えているので、
 右側通行の道や、見慣れない信号に真剣です。


15:30 SNCFニース駅到着
 やはり早すぎる到着w
 海まで戻るには遠すぎるし、スーツケースをもったままなので、
 ぶらっと駅周辺を散歩。
 が、夫のスーツケースは、早くも車輪が一皮めくれて動かしにくい状態。



 早々に切り上げ、
 駅前で、知人を送迎しに車を乗りつけるフランス人の様子を観察。
 次々と来る車は、空いた隙間に車を突っ込んでいき、
 後ろから車が来るのに、堂々とトランクから荷物を取り出し、きっちりとビズー(頬にキスする挨拶)まで。
 後ろの車も荒い運転ながらも、そういう時間に文句は言わない様で、
 それぞれやりたい放題ながらも整然と進んでいく・・・面白い光景。


 時間がたくさんあった割には、どのホームに目的の列車が来るのかがわかるのは20分前。
 切符のコンポストに慌て、(構内においてある機械に、乗車前に自分でチケットを入れ、場所と時間を印字。
 車内で車掌さんが回ってきたときに、コンポストしていないチケットをもっていたら罰金らしい)
 しかもホームへ上るには階段しかない!
 
 大きなスーツケースを運んでいたら、降りてくる男性が手伝いましょうか、と声を掛けてくれました。
 さすがはフランス。
 TGVの乗り降りの際にも、女性がちょっと苦労していると、すぐに男性が手伝ってくれます。


 車内では、スーツケースの置き場がいっぱいで困っている夫に、
 若い男性が、あっちに置き場があるよ、と声をかけてきてくれます。
 南仏って人が優しい!
 そして英語のほうがいい?と聞いてくれる割に、結局はフランス語に戻っているところが
 フランス人らしいw 
 フランス人は英語が苦手。それでも困っている外国人に話しかけてくれるなんて、優しいですよね。


 
17:30 ニース出発
 ニースからエクサンプロヴァンスまで約3時間。
 列車はエクスからさらに先まで行くようなので、寝ちゃだめだ!!
 と思いつつ、うつらうつら・・・。


 さらに、元々列車のアナウンスは、日本よりはるかに少なく、
 「〜駅に着きます」程度のTGVですが、
 放送が壊れていて流れないから気をつけてと
 丁寧に車掌さんが言いに回ってきてくれました。

 
 ってことは・・・駅の表示のみで判断しなくちゃいけないってことか!
 どうやら列車は東海道新幹線でいうところの「こだま」
 しょっちゅう停車駅があるので、おそらくマルセイユの次の駅だろうと踏んで、
 お蔭様で、しょっちゅう遅延すると聞くTGVは時刻通りの運行だったため、
 時間でも判断。



20:30 エクス到着!
 ホームに民宿の方が迎えに来てくれます、と案内を受けていた通り、
 宿泊先ア・ラ・カルトのご主人が日本語で話しかけてきてくれました。
 無事に辿り着いた〜と、ほっ。。


 2泊の滞在でしたが、ア・ラ・カルトのご夫婦は
 この旅のキーパーソンとも言えるお二人となりました。


 南仏出身で東京にも滞在経験のあるダヴィッドさんと、私たちと同じ愛知出身の陽子さん。
 温かく、洗練されたお宅でのもてなしと、経験豊富で説得力のある旅のアドバイスをたくさん頂きました。



 この日は早々に(といっても23時は過ぎてたはず)就寝。
 次の日からの大観光に備えます。