【旅】遠州その2 火難除け

法多山で凶御籤を引いてしまった私は、
法多山名物「厄除けもち」を食べることに。

このお餅、伊勢神宮赤福の如く、
参拝者誰もがお土産に買っている大盛況ぶり。
さぞご利益があるのだろう・・・
と、
お餅にさしてある串が、私がお餅を分ける際に
ぐしゃり・・・と折れてしまいました。。

意気消沈の私を見かねて?次のお寺に行くことに。

可睡斎曹洞宗
ここがなんと、「火防災除」の寺だったのです。
御神籤には裏があったのか・・・と勘ぐりたくもなりそうな
タイミングのよさですが、
御札を買って、早速家に貼ってあります。

それにしてもこのお寺「可睡斎」の由来が面白い。

徳川家康が幼い頃、お寺の住職に助けられ、命拾いをしたそうな。
そのお礼の席で、居眠りをする和尚。
その姿を見た家康は、
「和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。
われその親密の情を喜ぶ、和尚 、眠るべし」と、悦んだとか。
以来和尚が「可睡和尚」と呼ばれたことが由来とのこと。

つづく