原爆の日に思うこと

新聞の1面に、あるいはニュース番組のトップに
6/23、8/6、8/9、8/15は
必ず終戦原爆の日が報道される。


それは戦争を知らない私たちにとって
数少ない、戦争を省みるひとときを繋いでいる
そんな気がしていた。

数年前から、1面に記事の載らない紙面を見つけては、戦争の風化にどきっとする。


今年はオリンピックの話題がとにかく輝かしく、嬉しい。
時差で夜中の試合がほとんどのため
朝、新聞の一面で途中経過を確認したり、
ニュースでダイジェストや結果を見るのが
楽しい。

その中で、正直、政治や戦争やその他、少し暗い話題に目を向けたくなくなるのは事実。

でも…


戦争を知らない私達。
戦争体験者と話す機会もない子供達。

怖い、暗いと目を背けがちな話題だけれども、
何処かで向き合う時間が必要なんだと思う。

私の場合は、中学高校での教育が、戦争を見つめる時間をくれた。
それで十分なものなのだとは言えないけれど、
そして自分が何を知っているのかって…全く知るレベルに達していないし、
何かを教えられるわけでもないけれど、

でもせめて、戦争を忘れないという気持ちを持って過ごそうと思った。



今、小学生と関わる大人として何ができるだろう。